姉川古戦場を訪ねて
今日はピエリ守山に車を停めて長浜までの往復ライド。
ピエリ守山は駐車場も広く、ビワイチのガイドでも推奨してたくらいなので便がいい。
タイヤチューブの自販機もある。
コースは琵琶湖沿いの道を延々と走る。
ビワイチコース自体は道路にこういうペイントがしてあって分かりやすい。
だが、この外側に昔中途半端に作った様な自転車兼歩行者用・・・実際はほぼただの歩道があり、そのスペースが勿体ない。
歩道の体をしているので細やかな段差やなどがある。
ペイント自体は車道に施してあるのだが、車道はダンプが来ると結構しんどい。
自転車がいると大型ダンプ同士はすれ違いが困難、でもダンプの往来は多い。
そこがしっかりフラットに整備されていれば車も自転車もストレスフリーになるのだが、今更難しいだろう。
それでもこれまで特に狭いと思っていた箇所などは道を広げていたな。
ビワイチの本気度は感じる。
さて、彦根まで45km、長浜までは60km強といったところか。
近江八幡の長命寺から回り込んで琵琶湖沿いを走る道にカフェやらフレンチレストランがあった。
なかなか雰囲気良さげなのだが行く機会はないだろな。
今日は20℃ほどあって走っていると暑いくらい。
ジャージは半袖で半パンにアームウォーマー。
途中のコンビニでアイスを買って食べたほど。
佐和山城跡の方へ向かう。
と言っても彦根城から目と鼻の先。
佐和山城は現存しないが、資料に基づくとこの様な天守だったらしい。
彦根城よりもよっぽど立派だよ。
佐和山城跡の隣には彦根藩主井伊家の菩提寺清涼寺、井伊家・石田三成の菩提寺龍潭寺がある。
清涼寺がある場所はもともと島左近の屋敷跡とのこと。
ここからハイキングコースを辿って山に登ると佐和山城があった山の上まで行ける。
そして龍潭寺を越えてさらに進むと大洞弁財天がある。
本堂もさることながら山門が立派で、山門が一つの額縁の様になり中心に彦根城か見える形となっている。
彦根城の北東、つまり鬼門に位置する格好になっている。
個人的には彦根城に来たなら立ち寄ってほしい場所である。
ここを出た後は再び琵琶湖沿いを走り長浜を目指す。
目指す姉川は琵琶湖よりも数km内に入った場所なので、国道などを通りながら徐々に内陸の方へ。
国道は琵琶湖沿いと違って道が広いが信号が多い。
いよいよ姉川までやってきた。
ここからは姉川の実際に合戦が行われていた場所探し。
スマホで現在地と目的地を見比べながら探し回ること暫し。
ようやく発見。
姉川沿いにひっそり?とそれは存在する。
各ポイント毎に番号を振った説明板が設置してある様なのだが、半径1kmほどの範囲に点在している感じ。
今日は全て回れそうにもないので、予め目星をつけておいた数箇所を回る。
①姉川の合戦戦死者の碑
②血川
③信長本陣跡
④遠藤直経の墓
①の合戦戦死者の碑は上の赤い姉川古戦場という看板のすぐ隣にある。
②もそのすぐ近く。
戦死者の血で川が赤く染まったことから血川という名前がついたらしいが、その流れは今は存在せず。
そこから③の信長本陣跡までは少し距離がある。
多分こっちだろう的に本陣置きそうな小山を探す。
信長本陣跡は茶臼山というそれ自体が古墳群となっている小山。
何故か立ち入り禁止的に柵で囲われていたので説明板の写真のみ撮影。
ここから西に行った辺りに家康の陣跡もあるらしいが時間の都合上断念。
ただ、ここだけは行きたいと思っていた遠藤直経の墓だけは訪れた。
元々は別の場所だったらしいが、土地の整理に伴い現在の場所に移ったらしい。
田んぼの中にポツンとあるので探すのに苦労した。
先の茶臼山からすぐ近く。
遠藤直経は死んだ味方の首を持って信長軍の兵になりすまし、信長の首を直接取りに行った猛者。
それ以前にも一度信長暗殺を浅井長政に進言するなどした人物である。
と、ここらで早15時。
日暮れを考えるともう引き返し始める時間。
幸い帰りは追い風基調だったので風に乗って走る。
そうそう、通り掛かりで長浜城も写真撮ったっけ・・・
箱根からの戻りもダンプに気を使いながら走る。
時に車道、時に歩道。
ていうか力が入らん・・・
久しぶりの長めの距離でハンガーノック気味かもしれない。
先ほどのちゃんぽんがエネルギーと化すのをただ待つ。
長命寺のアップダウンを走っている辺りでようやく身体に力が湧くのを感じ始めた。
今シーズン初の5時間超えで身体は下手っているのだが踏める感覚。
ニセコに向けてこういう時間しっかり走れる身体にしていかないとなぁ。
ピエリで車に自転車積んで、ニトリで車中泊用に薄手の毛布を購入。
それから京都に移動してカルビ丼と純豆腐の店に入る。
純豆腐とミニカルビ丼セットというのがあったのだが、普通サイズのカルビ丼が良かったので純豆腐とカルビ丼をそれぞれ単品でオーダー。
純豆腐、ご飯付いてるやつだったよ・・・
純豆腐とカルビ丼とご飯を平らげて終了。
明日からいよいよ仕事。