IRP Rider

ほとんどゆっくり、時に速く

バランストレーニングのことなど

今日から2月、7月に向けていよいよメニュー開始です。

 

初日の今日は自転車に乗らずピラティス的なトレーニングを1時間と少し。

腸骨筋、スクワット、ハンドレッド、クリスクロス、プッシュアップ、ポインター、サイドキックニーリング、ローイングなどなど。

 

 サイドキックニーリングはぶれまくりなので、サイドキックにレベルを落とした方が良さそうです。

そういう意味ではプッシュアップもかなり怪しいですが・・・

ピラティスにおいて、プッシュアップは上級レベルです。

同時に意識しなければならないポイントが多いので難しいのですね。

 

さて、Twitterなどで少し、バランストレーニングの是非などについて論じられていました。

具体的には、

・バランストレーニングの要・不要

・身体を使いこなすためのトレーニングの要・不要

・ベンチプレス・デッドリフト・スクワット(BIG3)をやるべき

などでしたでしょうか。

 

素人の私がいちいち意見を書いても仕方がないのですが、現時点での意見を備忘録的に記しておこうかと思います。(あくまで現時点です)

 

一言で簡単に言ってしまえば、「人による・・・」です。

というのも、各個人が抱える問題や能力に大きく左右されると思うのです。

それとどうなりたくて、何のためにやるのか・・・でしょうか?

 

それぞれのトレーニングは目標達成のための手段でしかありません。

なので、何のためにどこをどうするってのが重要だと思います。

 

例えば、自転車で速く走りたい・・・とします。

それを実現する方法は必ずしも一つではありません。

ペダリングのダウンストローク時に、大腿四頭筋で膝を伸展することで力を発揮する。

・臀筋またはハムストリングスで股関節を伸展していくところから力を発揮する。

・これまでダウンストローク時に、掛けている力の邪魔をしていたアップストローク側の脚の重さを抜いてやる。

・下死点付近で腓腹筋ハムストリングスの力で内にグイッと引き上げる。

などなど、様々なやり方で推進力を生みだすことが可能です。

それぞれのメリット・デメリットはまた別の話です。

 

問題は、どのやり方を用いるかでターゲットとなる筋肉が変わることです。

現状、大腿四頭筋を用いている人が、臀筋を使いたい・・・となった場合、「身体を使いこなすためのトレーニング」が必要となるでしょう。

日常的に用いているのと別のパターンの動作に変更する場合、それを習得するためのトレーニングが必要になります。

動作にあたっての脳からの指令、言わばソフトウェアの書き換えをしていかなければなりません。

ですので、自分がこうしたいという動作がまだ不完全な状態であるのに、バランスボードなど不安定な物の上でトレーニングしても、不完全な動作パターンのままバランスをとることに慣れてしまうだけ・・・となるでしょう。

安定した物の上で出来ないことは、不安定な物の上でも出来ません。

 

BIG3についても、しっかりとした動作やその運動に必要な安定性・可動性が既にあるならやればいいのです。

これらは多くのポイントに一気に効かせることが出来る反面、意識しなければいけないポイントも多いので難易度が高いエクササイズです。

身体を前傾させる際に、股関節より先に腰椎が動いてしまったりしては腰に負担がかかるでしょうし、大腿四頭筋で伸展して力を発揮するタイプの場合、やはり大腿四頭筋にしか効かないでしょう。

 

要するに、〇〇トレーニングという手段に溺れるのではなく、その時点で足りていない部分に応じて、必要な内容を処方していく必要があるんだと思います。

まぁそれが難しいんですけどね。

なので、これはいる、これはいらないではなく、ここから手を付けなければならない人もいるし、ここをぶっ飛ばしてもっと先からやっても大丈夫な人もいる・・・くらいなもんでしょう。

 

「じゃあお前はどんな 動作を目指してんだ??」ってなりますが、長くなったのでまたいずれ・・・

ダラダラ長いわりに纏まりもなく、何の答えにもなっていませんね・・・

うむ~~~